diary

アルバム制作当時の日誌を、主な「現場」となったマンションからの写真とともにアップしていきます

08年2月24日

寒い。
コーヒー飲みすぎた。

歌詞行き詰った。
ぼけーっとしててもそれが頭から離れなくて
気が休まらない。
自分で唄うための歌詞を書くというのは
すごく難しいことなんだと思う。

大阪の女の子に「ひとつ」を唄ってもらう件、
なんとか実現できそう。

2009/06/26(Fri) 08:11
08年2月21日

髪を切る。
こういうことでもしないと社会性をどんどん失ってしまう。
とはいえ家に切りに来てもらうわけだが。
シャンプー台が苦手なのだ。

この部屋に引っ越してきた当初は、
世界を見下ろす気分に戸惑ったものだ。
そういう景色というだけのことだが、
「気分」だけでは片付けられないなにかがある。
お客さんには「天下でも取ったつもりか」とからかわれることも。
言い過ぎだけど、言ってることはわかる。

でも違うんだ。
実際はむしろ
セカイどころか
地上も、そして社会性さえもボクの手元から遠のいていくんだ。

もうそろそろこの部屋を出たほうがいいのかもしれない。

2009/06/22(Mon) 22:07
08年2月3日

朝起きて驚愕。
新宿にも雪は積もるんだな。

昼、つるつると転びそうになりながら食べるものを買いに行く。
これは本当に危ない。

夜は仕事に出る。
駅まで歩いて電車に乗るか
朝方の路面凍結覚悟で車で行くか、
どっち安全なのか判断がつかないが、
いまの運動神経の鈍り具合だと歩くと間違いなく転びそうなのだ。
弦の仕事ではすべての音楽理論に勝る禁則がある。
遅刻しない。
穴をあけない
車で行こう。早めに出さえすればそのほうが確実だ。
どうせ電車は終わってる時間に帰ることになる。
帰りはゆっくり運転すればいい。

ストリングスの録りでは
もうほとんど棒を振っていない。
実際今、振れるのかは疑問でさえある。
振りの美学に酔うよりも
現場で絶対言うべきことはあらかじめ譜面にも書いておく!
音量欲しい内声は他のパートをディヴィジさせてでも
あらかじめ人数振り分けておく!
時間勝負の外仕事では大事なことである。
当日は譜面見ながらチェックしたり
「そこのスタッカートは半分って意識じゃなくってさー」みたいな
偉そうなこと言ってるだけのようなものだ。
実際弦の現場でのボクは
「偉そうランキング」でかなりいいとこ行くらしい。
まあいいじゃない。
もう何年もこの世界に居るんだもの。
偉そうなフリくらいさせてくれ。
だってホントに偉い奴は1時間前に現場に居たりしないだろ?
たまに和声上の細かいこと指摘されて
慌ててピアノブースまで走ったりするが
だからって気付くと足がパンパンになっているってのは
不思議でしょうがない。
今日もごっそり疲れてスタジオを出る。

朝方、路面凍結した帰り道、
ブレーキングにも気を遣い更に足がこわばった。
出足のアクセルで少しスリップしてひとりでひゃあひゃあ言う。


2009/06/17(Wed) 18:14
08年1月24日

淳治くんから歌詞が来た。
さすがの仕事っぷり。
気持ちの良いくらいダメな男。
いや淳治君のことじゃなくて、
歌詞の中の男が、だ。

ともかく少し唄ってみる。
おお。
ヒトの歌詞で唄うことはこんなにも気持ちいいのか。

2009/06/13(Sat) 08:02
1月23日

スカパラ様の弦録り当日。
ブースの指揮者席でストリングスの生音を聴くのは
アレンジャーの特権だ。
作曲の仕事にかまけてだいぶアレンジの仕事は減らしてしまったが
この仕事が好きだ。
あまりオーディオに興味がないボクだが
結局この瞬間に優るものなどない、
と思ってしまっていることも大きい。
今日もいい音だ。
と思ってる間にあっさり終了。
さまざまの要素に対して「対位法的」に
そしてフックができるように
なにより「鳴る」ように
いろいろ考えて書いたものを
初見でいとも簡単に弾かれると、
寂しいやら悔しいやら。
まあ「鳴ってる」からいいんだけどさ。

2009/06/09(Tue) 22:12