diary

アルバム制作当時の日誌を、主な「現場」となったマンションからの写真とともにアップしていきます

07年12月5日

珍しく朝に写真を撮る。
影がはっきりしてきた。空気が澄んでるのだ。
遠くまでハッキリ見える。
寒くなったなあ。ていうかこの部屋寒いわ。
ムダに窓だらけで天井高いんだもの。
地上に降りると
ちょっと暖かい気がするもんな。
用もないのに下りてみたりして。
あげく無理やり用事を作る。
地下にあるトランクルームに楽器を置きにいく。
薄暗くて肝試ししてるみたいだ。
いつもここは邪気にあふれてる感じがする。
さらに地下の駐車場まで行って車の座席に腰掛けてみたが
別に車で行くところは無いんだ。

車を降りて甘いものを買いに行く。
相変わらず日本語が聞こえてこない街。

さあ、一番嫌いな季節の到来だ。


2009/04/30(Thu) 14:42
07年11月29日

会社にて、いしわたり淳治くんと歌詞の打ち合わせ。
間違いなく次世代の歌のイノベイターになりうる才能だと思う。
野球の縁で知り合った訳だが
そういえばグラウンド以外で会うのは初めてだ。
席でのあいさつ流れの話の中、偶然「間違い探し」という言葉が出てくる。
こういう言葉に即座に反応し合えるのは
なにか共有できている証拠だと勝手に解釈させていただく。
ふたりとも色めき立つが、とりあえず発言者のボクが使うことに。

今になって思うと、
或いは一人相撲だったのかもしれない。
それはそれでいいか。

一旦落ち着いて、今回の概要をざっくばらんに話す。
ともすれば、かなりネガティブな内容だと思われる説明だろう。
だが、無駄に前向きなものを作ってもらってもしょうがない。
できるだけストレートに伝える。
少々の不安があったが
淳治くんからの質問を聴いて安心する。
仕事ができる人は
質問のポイントが押さえられているものだ。
じゃあダメ男の詞、よろしくお願いします!

2009/04/26(Sun) 21:31
07年11月22日

いろいろ相談した結果、
エイベックスのスクールのなかから
小学生~中学生の子の資料をピックアップしてみせてもらうことに。
みんな上手い。
ただ、ボクが求めるものとは少し違う。
まだ完成しきってない声が欲しいのだ。
と、思う中、少したどたどしく唄う子を見つける。
ココロの揺らぎが声に出てしまう子。
そういう声のほうが草原の中で立つ姿がイメージできる。
結果的にその「揺らぎ」こそが子供としてのチカラを表現するのだ。
連絡を取ってみようと思う。


2009/04/22(Wed) 09:50
07年11月21日

明らかにカフェイン中毒だ。
夕焼けとにらめっこしつつ、
コーヒーを飲みながら唄う。
そして夜はビール呑みながら歌詞を書き、
朝に消す。。。
酔っ払って書く勢いも必要だけど
酔っ払った文章ほどキツいものはない。
まあいいよ。
ここはゆっくりやらせていただく。
そもそも日本語の歌詞というものをあまり聴いてこなかった。
でも「こういうものがあればいいのに」というイメージは、
ぼんやりと在る。
それが形にできるのか、
そしてメロディに乗るのかが問題なのだけど。

レコーディングってこんなに孤独な作業だったかなあ。
あれ?空気は乾いてるはずなのに、夜景が滲んで見えるよ?


2009/04/18(Sat) 12:24
07年11月20日

シンセの音をいじっていくと、つい角というかエッジを削ってしまう。
なんていうんだろ?おしゃれ魂っていうか。
これ90年代の負の遺産かも。
下品なくらいジャギジャギだのビョンビョンだの
「らしい音」のまま放置してしまったほうがいいのではないか。
そもそもこういう市販レベルのシンセが出回り始めた80年代、
どんな音だろうと再現できる予定だった。
シンセは何の楽器にでもなれるはず、だったのだ。
そのときは多少似てない音になっても、
技術の発展に拠りいつかそうなるのだ、と思っていた。
ボクが勘違いしていたのではない。
みんなそう思っていたのだ。
もちろん、減算で作ればサンプル分については「再現」であるが
それは1音サンプルについての話であり、それを楽器として操るとなると
また話は違う。
現在に於いて、だからこそ言えることだが
シンセサイザーとはそれそのものの音色を持つ「楽器」だったのだ。
声高らかに書いているが、
今はそんなこと音楽制作に携わる人間なら誰でも知っている。
しかし、それが判っているのは、
当時からみれば「未来に居る」側の強みだ。

つまり、エディットやめた。


2009/04/15(Wed) 10:43