07年11月13日
なんとなく落ち込む。
リズム組みなおす。
バスクラを吹く。フルートを吹く。
やることは山積みで、終わりは見えない。
譜面もまだまだ作らなくては。
なんて長いマラソンなんだ。
この先この日誌を公開するかどうかわからないが
今の心情を素直に言わせてもらえば
山を下りたい。
思えば、
前回は言わば漫画の雑誌の編集長みたいなものだったのだ。
大きな枠組を企画して
憧れてた人、唄って欲しいヒトに「こんなの唄ってみませんか?」って交渉して、
夢のページを作った。
もちろんそれはそれで大変だった。
飛び込みの営業みたいなことまでやったし、
可能性で崩れるかもしれないバランスにも気を遣った。
でもそれだけに「あー良い雑誌作ってるなあ」って実感があったんだ。
だが今回は、どうにも「自分」なのだ。
自分の唄に関する尺度がわからない。
そもそも唄に関して「上手い」ことにそれほど興味がない。
前回はたまたま皆さん上手かったわけだけど。
基本的にはバックの演奏が達者であることに越したことはないと思っている。
しかし主軸に関して言えば
上手くはないがねじ込んでくるように光っている唄が好きだ。
尺度。
自分が上手く唄おうとしているようで、不安なのだ。
それは避けたい。
07年10月31日
いやもう間違いなく、ご降臨召される。
昼は唄って、夜は歌詞を書いている。
都会の風景を描こうという目論見もあってここに引っ越してきたけど
ここにあるのは街と空の境い目だ。
前作では歌詞を書く際、図書館に通うことになったが
今回はこの「境い目」を描いていくべきなのだろう。
この2ヶ月ほど高井さんと組んで結婚式で演奏している日々。
仕事っていうか、バイトっていうか。
たまにはこんなのも良い。
練習とかリハスタとか新鮮だなあ。
本番当日に於いては、
楽屋じゃなくて「待合室」で待たされたり、
式の進行次第で曲中で強引に終わらせられたり、
結局どうやら誰も聴いてなかったり。
箱バンぽい扱いが妙に心地よい。
音楽なんてもの、そのくらいでいいのだ。
いいよ、音楽を「愛してる」とかさ。
こんなに振り回されてるボクが言うのもなんだけど、
ものすごくタチの悪い女だぞ。
振り回されたわりにはスーツがキツい。
忘れたつもりもない。デブなのだ。
07年10月28日
すっかり秋だ。気持ちの良い晴れ方をする。
ここに引っ越してから富士山が気になるようになった。
昔は都内でも小高い丘でなら簡単に見えたのだろうな。
富士見ナントカ。そういう地名を目にするたびに思う。
いまじゃこんなに建物だらけになってしまった。
名ばかりのところもあるのだろう。
そういえば向かいに見える建築中のマンション、
竹の子みたいに伸びてきた。
人間てすごいねえ。
あんなもの建てて、そこに住もうってんだからさ。
何階建てになるんだろうか。
ボクの富士山隠すなよ。
自分の声について、違和感がある。
いろんなプロジェクトで唄ってきたはずだけど、こんな声だっけか。
どうやら、歳をとったらしいのだ。
それはそれでいい。
歳をとってから、それまで職人気質だった中年のオッサンがやおら唄いだす。
そんなポップスもいいか。
ていうか、もうそんな歳になったんだな。
で、そのせいか
唄を本格的に録り始めてからというもの
風邪をひきやすくなった。
常に炎症起こしてるんだな。
喉の管理に気を使う。
空気も乾いてるし。
ここは地上よりも気圧が低い分、さらに湿気が少ないんだと思う。
水を飲む回数が増えたのでウォーターサーバーを導入。
唄う人って大変なんだね。
07年10月12日
ギターばかり弾いている。
こんな風に書くと遊んでるように見えるから不思議だ。
エレキばかり弾いている。
どこの道楽放蕩息子だか。
いや別に遊んでるわけじゃなくて、
アルバムのギターパートを録っている。
指が痛い。
普段から弾いてないと指先が硬くならないのだ。
思い返すと、引っ越してきた当初は皮膚も荒れていた。
さすがに体が慣れてきたようだ。
高山病脱出。
07年9月29日
家でもジャズばかり鳴らしている。
あまりに今回の自分のアルバムの音とかけ離れたおかげで
心置きなく聴ける。
ちょっとでも自分の音とかぶってるかもと思うと
いろんなことが気になり聴けなくなってしまう。
情けない性格なのだ。
自分自身がジャズを続けてたらきっとこんな風に聴くことはなかっただろう。
今では和声の感じ方もアナライジングもそのころとは違っている。
それでも嗜好は、というか、根本は変わらないようだ。
幸か不幸かジャズ系のレコード屋も近い。
漁るのも楽しい。
何年か聴かない間に随分いいものが出てきた。
コーヒーの豆も補充しなくては。
土曜日か。街はヒトだらけだろうか。
